一般的にマジックは、観客と演者の距離で様々なスタイルに分類されます。
スタイルが変わると、演じるマジックの現象や演出も大きく変わります。
マジックのプランは、演技時間・演目・スタイルなどをもとに、
観客の客層・人数・年齢・男女比などを考慮して構成されていきます。
ここではマジックのスタイルをそれぞれ紹介し、あわせてプラン内容も説明いたします。
ステージマジック
幼稚園や公民館などの小さなホールから、学校の講堂や公会堂などの大きなホールで、20人から数百人規模の観客の前で行うマジックがステージマジックです。
トランプやボールをテクニックだけで出現・消失・増加などの現象を生み出す「マニピュレーション・マジック」
シルクのハンカチやワインボトル、ステッキ、ハト、ウサギなどが次々と出現する「プロダクション・マジック」
これらを総称して「ステージマジック」と呼ばれています。
私のマジックショーのプランとしては「ステージマジック」と下記に説明されている「トークマジック」の組み合わせで構成されています。
トークマジック
ステージ上で楽しく軽やかにしゃべりながら観客とやりとりして行うマジック、これが「トークマジック」と呼ばれるスタイルです。
ステージから観客に呼び掛けながら、また時には観客のひとりをステージ上にあげてお話をしながらマジックを進行してゆきます。
ステージマジックとまた違い、ギャグやオチが効いたパフォーマンスで驚きと笑いにあふれた構成になっています。
私のマジックショーのプランとしては上記の「ステージマジック」と組み合わせて構成されています。
クロースアップマジック
テーブルの上、観客のすぐ目の前で信じられない現象を起こす「クロースアップマジック」は、手の届くくらいの距離で行われるため、驚きの効果が倍増です。
ギャグ満載の楽しいマジックや、超魔術と呼ばれる超常現象的なマジックもあり、一度目の前で見てしまうとそのインパクトから忘れることができないくらい印象的です。
プランとしては演技時間、観客の客層、超魔術が必要かなどのマジックの内容などで構成を決定してゆきます。
テーブルホッピング
パーティー、レストラン、結婚披露宴、二次会など、いくつかのテーブルに何人かの参加者が座っている状況で、そのひとつひとつのテーブルでマジックを演じてまわる。これが「テーブルホッピング」と呼ばれるスタイルです。
歓談の合間にマジシャンが出現し、場を盛り上げていくこのスタイルは最近ご依頼いただくケースが多くなってきました。
基本的にはクロースアップマジックを演じてまわるのが一般的です。
プランとしては、全体時間はどれくらいかをお聞きし、各テーブル何分かを考慮しネタの数内容を構成してゆきます。
ホームパーティー
一般のご自宅やレストランの個室、何らかの会合の場所などプライベートな空間にてマジックを行う。これが「ホームパーティー」スタイルと呼ばれるものです。
家族、親類やあるいは職場、何らかの会のメンバーなど気の知れた方ばかりのなかで行われるマジックは、「場の一体感」が生まれてかなり盛り上がります。
このスタイルはクロースアップマジックをはじめ、ステージマジック的なものや、下記のレクチャーなど様々なプランに対応できます。
レクチャー
ショーとは異なり、簡単なものから本格的なものまでマジックを体系的に講習としてお教えするのが「レクチャー」です。
単なる種明かしではなく、キチンと演じられるように講習を進めていきます。
全くの初心者から、マジック経験者まで。また年層も子供から高齢者までと幅広く対応できます。人数も数名から100人規模まで問題なく対応できます。
プランとしては、完全にレクチャーのみの構成や、ショーとレクチャーの2部構成やさまざまに柔軟に構成できます。